2010–11–02 (Tue) 22:40
不慮の事故死とかは別として、人は死ぬ直前には 今までどういう人生だったか、
悔いは無かったか、人に迷惑をかけてなかったか、などを考える。
でも死ぬ前にそれを思い出して反省してみても、もう後が無い。
そこであと せめて1時間でも、せめて1日でもあれば恩返しをしたい、
と考えることが1つや2つは ある。
死ぬ前に反省するのと同じくらいの真剣さで過去を振り返ると 今、何をなすべきか、
今後、どうあるべきか がわかってくる。 ・・・というのが内観療法。
1960年代から精神医療現場に導入されてます。
7日間の泊り込みで 新聞 ラジオ 携帯 テレビ 筆記具などは預かりとなって
和室の隅にびょうぶか、ついたてを立てて その中に自由な姿勢で座る。
そして まず自分の母親に対して、
1 してもらったこと
2 して返したこと
3 迷惑をかけたこと について思い出す。
年代を追って過去から現在まで。 母親の次は父親、次は兄弟、次は配偶者と
順番に思い出していき、最後にまた母親に戻る。
朝の7時から晩の8時まで13時間。 1~2時間おきに指導者が来るけど
最低限の事だけ伝えて1~3分で帰ってしまうので その間に思い出した事を話す。
これを7日間続ける。 その間、タバコもダメ。
断酒の決意、継続、うつ、ノイローゼ、薬物依存などに効果があって再発の
確率も低くなる。
断酒直後のいちばんつらかった時期に これを受けてみようかと考えた時も
あったけど、タバコがダメという時点で私には無理。
アルコール依存症は病気なので治療が必要。 でも自力で治してみせる。
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